君じゃなきゃ。


目を丸くして何事かと戸惑うメグミをそのままに、先輩は興奮冷めやらぬまま話を続けた。


「実はさっきのプレゼンの返事!来たんだ!」

「え!?もう!?」

「僕たちので決まりだそうだ!!」

「えぇ!!!」


やっぱり!


だって先輩が終わったあと、満足気だったもん!

自信ある感じだったから……もしかしたらっていう気はしてたんだ……!



「良かったぁ……ホント良かった……」

「頑張ったかいがあったよね……相川さんと一緒にできて良かったよ」

「そんな!あたしだって……」


先輩がいたからこその成功だと思う。


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