まだ、青く。
#0 楽しみなんです。
学校が終わると、私は真っ先にあの場所へと足を向けた。
今日も届いているといいな...。
そう思いながら、息を切らして急な上り坂を駆け上がる。
呼吸のリズムが胸の高揚を加速させていく。
感じすぎる私が、唯一自らの意思で感じたいと願うこと。
それは......
風が穏やかなこの丘にひっそりと佇む白いポストが目に飛び込んでくる。
青空に向かって今日は何を語ろうか。
そう言っているように思える。
私はポストに近づき、いつも通りパカッと口を開けた。
「今日も入ってる...!」
私は頬が熱くなるのを感じながら、持ってきたハサミで丁寧に封筒を開けて中身を取り出した。
果たして今日はどんな人と出逢えるのだろう。
どんな人の願いを叶えられるだろう。
そんなわくわくとどきどきを強く感じていた。
胸に沸き上がるこの感情の
名前など知らずに...。
今日も届いているといいな...。
そう思いながら、息を切らして急な上り坂を駆け上がる。
呼吸のリズムが胸の高揚を加速させていく。
感じすぎる私が、唯一自らの意思で感じたいと願うこと。
それは......
風が穏やかなこの丘にひっそりと佇む白いポストが目に飛び込んでくる。
青空に向かって今日は何を語ろうか。
そう言っているように思える。
私はポストに近づき、いつも通りパカッと口を開けた。
「今日も入ってる...!」
私は頬が熱くなるのを感じながら、持ってきたハサミで丁寧に封筒を開けて中身を取り出した。
果たして今日はどんな人と出逢えるのだろう。
どんな人の願いを叶えられるだろう。
そんなわくわくとどきどきを強く感じていた。
胸に沸き上がるこの感情の
名前など知らずに...。