突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「あ…。」
顔を洗ってリビングに行くと
ソファに横になっているひまりを
見つけた。
寝てるのかな…
近づくとひまりは目をつぶっていた。
「ひまりちゃん…?」
ギシ…
少し離れた位置に座ってみるけど
反応がない。
薄いグレーの部屋着が
少し無防備な気がして、なんとなくソワソワしてしまった。
「…。」
思わずその指に手を伸ばすと
指先がトンとかすかに触れた。
折れてしまいそうな細くて白い指。
だけどなんだか柔らかい。
もっと触れてみたくて、そのまま指を握ってしまった。
(俺は何をしてるんだ…。)
我に帰ると、後ろめたい気持ちでいっぱいになった。
中身はどうあれ、見た目は杏奈なんだぞ。
友達だと信じている相手が
自分をいかがわしい目で見ていると思ったらどう思うか。
急に罪悪感が込み上げてきて、急いでリビングを後にした。
顔を洗ってリビングに行くと
ソファに横になっているひまりを
見つけた。
寝てるのかな…
近づくとひまりは目をつぶっていた。
「ひまりちゃん…?」
ギシ…
少し離れた位置に座ってみるけど
反応がない。
薄いグレーの部屋着が
少し無防備な気がして、なんとなくソワソワしてしまった。
「…。」
思わずその指に手を伸ばすと
指先がトンとかすかに触れた。
折れてしまいそうな細くて白い指。
だけどなんだか柔らかい。
もっと触れてみたくて、そのまま指を握ってしまった。
(俺は何をしてるんだ…。)
我に帰ると、後ろめたい気持ちでいっぱいになった。
中身はどうあれ、見た目は杏奈なんだぞ。
友達だと信じている相手が
自分をいかがわしい目で見ていると思ったらどう思うか。
急に罪悪感が込み上げてきて、急いでリビングを後にした。