突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
なんだか眠い…


ほっとして力が抜けたのかもしれない。

身体もカフェオレのおかげで
ポカポカしている…



ガチャ


ソファに横になっていると、まどろんでいると純大が入ってきた。


昨日、純大の腕の中で泣いてしまったことを思い出して、恥ずかしくなってしまった。


どうしよう…

なんて言おう。


ごめんなさい。

ありがとう?


うーん…
迷っているうちに純大が近づいてきたので、思わず目をつぶってしまった。


「ひまりちゃん…?」


起きるタイミングを失ってしまって、目をつぶっていると

純大の指が私の指をそっとつかんだ。


どきん


動けずにいると
純大は愛おしそうにその指をつかんで、そっと撫でる。


どきん

どきん

どうしよう。。
 

あまりの出来事にドキドキして
胸がキュッと苦しくなる。

その優しい手つきにまた涙が出そうになってしまった。


しばらくすると立ち上がって
どこかへ行ってしまった。


なんで?

もしかしたら
杏奈さんと…重ねているのかな。
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