突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「ただいま。」


部屋に戻ると純大の部屋の電気がついていた。

いつの間に帰っていたんだろう。



蓮兄も部屋にいるようで
いつも誰かしらいるリビングは真っ暗だった。


少しもの悲しい…



「ひま、ごめん。さっき…。」

「いいよ…未遂だったし。」


有はあの流れで、キスをしようとして来た。

これだから
女の子に慣れている男は…。

まったく油断も隙もない…


20歳にもなるけど…


好きな人ができたことなかったから
誰かと付き合ったこともないし、

当たり前だけど

キスだって、初めてだ。


このファーストキスは…

純大としたいな。。


欲張りになっていく想い…

だけど、このイヤリングが気持ちを強くしてくれる気がする…。


私…純大に気持ちを伝えたい。

あなたのことが大好きだってこと。
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