突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「ちょっと横になってろよ。」
「だ、大丈夫。眠たくないし…」
蓮兄はいいから、いいからと
言って私をそっとソファに寝かせた。
「それか添い寝してやろうか?」
「もー、子供扱いして…」
(それに添い寝なんかされたら
もっと眠れないよ…。)
代わりに、そっと横に座って、私の手を握ると子守唄がわりに歌を歌い始める。
綺麗な声…
聞いているだけで、心が落ち着いてくる。
なんだか
本当のお兄ちゃんみたい…
指からトクントクンと脈を感じる。
たまに錯覚してしまうことがある。
そして忘れてしまう…
これは仕事で…
杏奈さんが帰ってくるまでの
仮の家族だってこと。
「だ、大丈夫。眠たくないし…」
蓮兄はいいから、いいからと
言って私をそっとソファに寝かせた。
「それか添い寝してやろうか?」
「もー、子供扱いして…」
(それに添い寝なんかされたら
もっと眠れないよ…。)
代わりに、そっと横に座って、私の手を握ると子守唄がわりに歌を歌い始める。
綺麗な声…
聞いているだけで、心が落ち着いてくる。
なんだか
本当のお兄ちゃんみたい…
指からトクントクンと脈を感じる。
たまに錯覚してしまうことがある。
そして忘れてしまう…
これは仕事で…
杏奈さんが帰ってくるまでの
仮の家族だってこと。