突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「有…なにやってるの?」

「いててててて。そんなとこつねるな!」


二の腕のなんか皮膚の薄いっぽいところを
ギュッとつねって、睨みつけられた。


「蓮兄に勝手なことするなって言われたでしょ!絶対怪しまれたよ!」

「ごめん…。」


バレることまで想定していなかった。


さすが刑事だ。


感心している場合じゃない。


「もう…どうするのよ…。」

「ごめんって。」


ひまりはつねっていた指を離すとため息をついた。


「ひま…?」

「有…私に少し任せてくれない?」
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