突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「この前は有…木村が申し訳ありませんでした。」

「彼、Sunriseの方だったんですね。」


さすがに調べられていたようだ。


「実は…私が名刺を持っていたものだから、勘違いしたみたいで。」

「ははっ、お付き合いされているんですか?」

「ち、違います。付き合う男は俺が吟味する…みたいなところがあって。」


頼んだカフェオレが来ると
とりあえず一口飲んで、心を落ち着かせた。


緊張する…


刑事にこんな嘘が、どこまで通用するか分からないが、とにかく今は誤魔化すしかなかった。
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