突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
あとは…
家だ。
カフェオレを飲み切ったあたりで
家に着いた。
外見からも分かる築年数のたったアパート。
ギシギシときしむ錆びた階段を上がって一番奥が
私の部屋だ。
四畳半の畳の上には1組の布団と
段ボールが一つ。
荷物なんてほとんどなかった。
もちろんテレビもない。
リサイクルショップで買った
サイズのあっていない花柄のカーテン。
数枚のTシャツとデニム、パーカーが
カーテンレールにかかっているだけ。
19歳の女の住む部屋じゃないよね。
畳に転がるといつものように天井にあるシミが目に入った。
最初は顔みたいに見えて、少し怖かった。
でも、いつの間にか眠る時に見るのが癖になっていた。
「…バイバイ。」
家だ。
カフェオレを飲み切ったあたりで
家に着いた。
外見からも分かる築年数のたったアパート。
ギシギシときしむ錆びた階段を上がって一番奥が
私の部屋だ。
四畳半の畳の上には1組の布団と
段ボールが一つ。
荷物なんてほとんどなかった。
もちろんテレビもない。
リサイクルショップで買った
サイズのあっていない花柄のカーテン。
数枚のTシャツとデニム、パーカーが
カーテンレールにかかっているだけ。
19歳の女の住む部屋じゃないよね。
畳に転がるといつものように天井にあるシミが目に入った。
最初は顔みたいに見えて、少し怖かった。
でも、いつの間にか眠る時に見るのが癖になっていた。
「…バイバイ。」