突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「え、"吉沢商店"の…息子さんなんですか?」
「そ。運命だねぇ。ぜひぜひポスター貼ってあげなよ♪」
吉沢商店は
両親が営んでいた小さな商店の名前だ。
…こんなところで耳にするとは思わなかった。
それに蓮兄が息子だと知っているようだ。
両親の知り合いなのだろうか?
「あなたがよく言いますね…張本人なのに。」
…張本人?
その言葉になぜか妙な予感がして、
化粧室から出ると、思わず二人の後をこっそりつけた。
ガラの悪そうな二人がエレベーターを待っている。
「だって、白いバンで、よしざわ商店って言われたらね?間違えるでしょ。」
「はぁ…拓哉さんが間違えたせいで、関係ない二人が死んで色々大変でしたよ。」
「そ。運命だねぇ。ぜひぜひポスター貼ってあげなよ♪」
吉沢商店は
両親が営んでいた小さな商店の名前だ。
…こんなところで耳にするとは思わなかった。
それに蓮兄が息子だと知っているようだ。
両親の知り合いなのだろうか?
「あなたがよく言いますね…張本人なのに。」
…張本人?
その言葉になぜか妙な予感がして、
化粧室から出ると、思わず二人の後をこっそりつけた。
ガラの悪そうな二人がエレベーターを待っている。
「だって、白いバンで、よしざわ商店って言われたらね?間違えるでしょ。」
「はぁ…拓哉さんが間違えたせいで、関係ない二人が死んで色々大変でしたよ。」