突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「おい、ひまり。」
「…」
「おいっ!ってば!」
叩かれた先を見上げると
いつもの顔があった。
「なぁに?いま、休憩中なんだけど…」
鈴木 琥太郎は
昔から唯一の友人、いわゆる幼馴染だ。
といっても
少女漫画のようにイケメンでもないし、
もちろん恋愛フラグがたったりもしていない。
「なんだよ、せっかく飲み物買ってきてやったのに。」
「もらう。」
「ったくかわいげのねぇやつ。ほら。」
琥太郎、通称コタは、いつものように
私の好きな甘いカフェオレを放り投げた。
「…」
「おいっ!ってば!」
叩かれた先を見上げると
いつもの顔があった。
「なぁに?いま、休憩中なんだけど…」
鈴木 琥太郎は
昔から唯一の友人、いわゆる幼馴染だ。
といっても
少女漫画のようにイケメンでもないし、
もちろん恋愛フラグがたったりもしていない。
「なんだよ、せっかく飲み物買ってきてやったのに。」
「もらう。」
「ったくかわいげのねぇやつ。ほら。」
琥太郎、通称コタは、いつものように
私の好きな甘いカフェオレを放り投げた。