突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「ひまりも。ほら、全然たべてないじゃん。ほら、口開けて?」
蓮はまるで子供にやるかのように
スプーンに乗せた野菜を私の口の前に運ぶ。
「じ、自分でたべれますっ…///」
そんな整った顔で見られて
口なんか開けられるわけない。
「あ、また敬語!罰として…はい、口あけて。あーん。」
有無も言わさない笑顔に
私は仕方なく口を開けた。
「おいし?」
私がうなずくと蓮は嬉しそうに微笑んだ。
緊張して、どうやって飲み込んでいいのか
分からなくなってしまう。
「あ、蓮兄っ!ズルいなっ。」
「ん?ジュンちゃんもやってほしいの?」
「そんなこと言ってない!」
蓮は笑いながら、またじっと私の顔を見る。
サラサラの髪が、カーテンから入ってくる光に透けて綺麗…
あまりの美しさに
見とれてしまう…
「杏奈…」
その蓮の声で、我に返った。
そうだ。これは仕事だ。しっかりしなくちゃ。
蓮はまるで子供にやるかのように
スプーンに乗せた野菜を私の口の前に運ぶ。
「じ、自分でたべれますっ…///」
そんな整った顔で見られて
口なんか開けられるわけない。
「あ、また敬語!罰として…はい、口あけて。あーん。」
有無も言わさない笑顔に
私は仕方なく口を開けた。
「おいし?」
私がうなずくと蓮は嬉しそうに微笑んだ。
緊張して、どうやって飲み込んでいいのか
分からなくなってしまう。
「あ、蓮兄っ!ズルいなっ。」
「ん?ジュンちゃんもやってほしいの?」
「そんなこと言ってない!」
蓮は笑いながら、またじっと私の顔を見る。
サラサラの髪が、カーテンから入ってくる光に透けて綺麗…
あまりの美しさに
見とれてしまう…
「杏奈…」
その蓮の声で、我に返った。
そうだ。これは仕事だ。しっかりしなくちゃ。