突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「えっ?」
(は、恥ずかしい!私、声に出してた!)
「はは!それなら俺は王子様ってこと?僕のシンデレラ…」
そう言って、蓮はひまりの手をとって、
椅子に座らせた。
「これもこっそり買っちゃった♪」
それは、さっきのハイヒールだった。
私には必要ないと思った。
だって
この仕事が終わったら、また一人の質素な生活に戻るんだ。
「素敵な靴は、持ち主を素敵な所に連れて行ってくれるって、よく言うでしょ。」
でも
今はこの瞬間を
楽しんでいいのかもしれない。
蓮兄の肩を借りて、そのハイヒールに足を通す。
姿勢がシャンとして、まるで見える景色が変わったような気持ちになった。
「ありがとう。蓮兄。」
「こちらこそありがとう。」
(は、恥ずかしい!私、声に出してた!)
「はは!それなら俺は王子様ってこと?僕のシンデレラ…」
そう言って、蓮はひまりの手をとって、
椅子に座らせた。
「これもこっそり買っちゃった♪」
それは、さっきのハイヒールだった。
私には必要ないと思った。
だって
この仕事が終わったら、また一人の質素な生活に戻るんだ。
「素敵な靴は、持ち主を素敵な所に連れて行ってくれるって、よく言うでしょ。」
でも
今はこの瞬間を
楽しんでいいのかもしれない。
蓮兄の肩を借りて、そのハイヒールに足を通す。
姿勢がシャンとして、まるで見える景色が変わったような気持ちになった。
「ありがとう。蓮兄。」
「こちらこそありがとう。」