突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「く…くそっ!」
純大が慌てている。
あ…
またやりすぎたかな。
実はわりとゲーム得意だったりする。
昔はよくコタの家で一緒に遊んでいた。
コタは根っからのゲーマーだったから、私も自然と上手くなっていた。
純大はほっぺを膨らませ、
体を乗り出して、夢中で連打している。
(ちょっとかわいいな…)
その横顔を見ていたら
いつの間にか負かされていた。
「危なかったぁ~」
ちょっとハイトーンな声をあげると
またおねだりをするように私の顔を覗き込んだ。
「ね、もう一回…する?」
その表情に動揺して、コントローラーを落としてしまった。
(私ったら意識しすぎ…。)
ゴツン
拾おうと、二人で同時に体を屈め、
頭をぶつけた。
「ごめんなさいっ!」
顔をあげるとすぐ目が合って
心臓は激しく跳ね上がった。
ずるい。
なんでこんなに…。
「たっだいまーー」
それと同時に
またテンション高そうな声が玄関から聞こえた。
純大が慌てている。
あ…
またやりすぎたかな。
実はわりとゲーム得意だったりする。
昔はよくコタの家で一緒に遊んでいた。
コタは根っからのゲーマーだったから、私も自然と上手くなっていた。
純大はほっぺを膨らませ、
体を乗り出して、夢中で連打している。
(ちょっとかわいいな…)
その横顔を見ていたら
いつの間にか負かされていた。
「危なかったぁ~」
ちょっとハイトーンな声をあげると
またおねだりをするように私の顔を覗き込んだ。
「ね、もう一回…する?」
その表情に動揺して、コントローラーを落としてしまった。
(私ったら意識しすぎ…。)
ゴツン
拾おうと、二人で同時に体を屈め、
頭をぶつけた。
「ごめんなさいっ!」
顔をあげるとすぐ目が合って
心臓は激しく跳ね上がった。
ずるい。
なんでこんなに…。
「たっだいまーー」
それと同時に
またテンション高そうな声が玄関から聞こえた。