突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「改めて、乾杯。」


少し落ち着いたひまりに
蓮は温かい甘いカフェオレを渡した。


「美味しい…。」


甘さが身体に染み込んでいく。

コタもこうやって甘いカフェオレをくれたっけ。


それもいつもちゃんと私が疲れてる時。


血は繋がってなくても
コタは私のお兄さんだった。


そして
ここにも私を心配してくれる人達がいるんだ。


一人じゃないんだ。

過去ばかりにとらわれていないで
周りの人達と進んでいかなきゃいけない。
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