彼氏君と秘密

またまた一文メールで絵文字なし。

いや、今回は絵文字どころか句読点さえついてない。

朝っぱらからこんなメールを見た私のテンションは下がっていく一方。

しばらく布団の中でうだうだしてると、階下からお母さんが私を呼ぶ声がした。


「心ー、そろそろ起きないとだめだよ!」


私はのろのろと布団から出て階下へと向かった。
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