彼氏君と秘密
君と付き合う-2-
キスをした後、私の顔はまた熱くなっていき、思わず殿下から顔を背けた。
「何、照れてんの?顔がさらに真っ赤になってるよ?」
殿下がからかう。
「見、見ないで……言わないで……」
私は必死に言う。
なのに殿下は「もっと見せて……?」と言った。
「たっ…………んんっ」
私が言葉を発しようとした途端、再び殿下の唇が私の唇をふさいだ。