彼氏君と秘密

「おう!!よかったまだ生徒がいて。」


教室の戸を開けて入って来たのは担任の先生。

先生の口ぶりからか、少しだけ嫌な予感がする。


「宮坂!!ごみ箱のゴミ、捨てて来て。」


予感的中。

これから一人寂しく帰ろうとしてたところにまさかのゴミ捨て。

なんか嫌な日。

でも私は頼み事は断れないタイプ。


「はい……」


先生にそう返事して、ゴミ捨て場に向かうのだった。
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