絶対様
翌日は学校が休みの日で、あたしは自宅でゴロゴロと時間をつぶしていた。
両親とも今日は休日出勤で、特にやることもない。
何度か火事について調べてみたけれど、やはり美緒のことはどのニュースにも書かれていなかった。
昼近くになり、昼ごはんを買うためにあたしは1人で家を出た。
近所のコンビニまで行く予定だったのだけれど、気になって廃墟の近くまで行って見ることにした。
丘の下まで来ると廃墟の周りに数人の警察官の姿があることに気がつき、足を止めた。
出火の原因を調べているのかもしれない。
廃墟は大きな柱を除いてすべてが黒く焦げていて、見る影もない。
そんな状況に人がいたら丸焦げになって遺体発見にも時間がかかるかもしれない。
あたしはそう考えて、廃墟からそっと離れたのだった。
両親とも今日は休日出勤で、特にやることもない。
何度か火事について調べてみたけれど、やはり美緒のことはどのニュースにも書かれていなかった。
昼近くになり、昼ごはんを買うためにあたしは1人で家を出た。
近所のコンビニまで行く予定だったのだけれど、気になって廃墟の近くまで行って見ることにした。
丘の下まで来ると廃墟の周りに数人の警察官の姿があることに気がつき、足を止めた。
出火の原因を調べているのかもしれない。
廃墟は大きな柱を除いてすべてが黒く焦げていて、見る影もない。
そんな状況に人がいたら丸焦げになって遺体発見にも時間がかかるかもしれない。
あたしはそう考えて、廃墟からそっと離れたのだった。