絶対様
☆☆☆
美緒はどこにいるんだろう?
絶対にまだどこかにいるはずだ。
そう思いながら自分の部屋をあけた瞬間、部屋の真ん中に誰かが立っていて悲鳴を上げそうになってしまった。
咄嗟に両手で口を塞いで自分の悲鳴を消していた。
そこに立っていたのは美緒だったのだから。
「美緒!」
カバンをベッドに投げ出して美緒に近づく。
美緒の顔色は悪く、目は灰色をしていてあたしが目の前に移動してきても反応を見せなかった。
あたしは美緒の体を抱きしめるようにしてベッドへと移動させた。
そこに座らせてから「ちょっと待っていてね」と声をかけて、おお慌ててでキッチンへと向かった。
あの火事のなかどうやって逃げ出したのか。
今までどこにいたのか。
そして、この家にどうやって入ってきたのか。
聞きたいことは山ほどある。
全部を聞くことができるかどうかわからないけれど、あたしはコップに水をそそいで自室へと戻った。
美緒はどこにいるんだろう?
絶対にまだどこかにいるはずだ。
そう思いながら自分の部屋をあけた瞬間、部屋の真ん中に誰かが立っていて悲鳴を上げそうになってしまった。
咄嗟に両手で口を塞いで自分の悲鳴を消していた。
そこに立っていたのは美緒だったのだから。
「美緒!」
カバンをベッドに投げ出して美緒に近づく。
美緒の顔色は悪く、目は灰色をしていてあたしが目の前に移動してきても反応を見せなかった。
あたしは美緒の体を抱きしめるようにしてベッドへと移動させた。
そこに座らせてから「ちょっと待っていてね」と声をかけて、おお慌ててでキッチンへと向かった。
あの火事のなかどうやって逃げ出したのか。
今までどこにいたのか。
そして、この家にどうやって入ってきたのか。
聞きたいことは山ほどある。
全部を聞くことができるかどうかわからないけれど、あたしはコップに水をそそいで自室へと戻った。