絶対様
それからあたしはまた美緒に水を飲まそうとした。
しかし、美緒はもう水を飲み込むことはなく、口からこぼれおちるだけだった。
ひとりで廃墟を後にして何度も美緒の言葉を思い出す。
これは美緒とあたしの復讐だ。
絶対様を作り出したおかげでそれが叶うことになった。
絶対様の存在は誰にも知られちゃいけない。
あたしはそう心に誓ったのだった。
しかし、美緒はもう水を飲み込むことはなく、口からこぼれおちるだけだった。
ひとりで廃墟を後にして何度も美緒の言葉を思い出す。
これは美緒とあたしの復讐だ。
絶対様を作り出したおかげでそれが叶うことになった。
絶対様の存在は誰にも知られちゃいけない。
あたしはそう心に誓ったのだった。