恋愛アレルギー
☆☆☆
図書委員の仕事はさっそく翌日から始まった。
愛美が言っていた通り、新刊が入ったことを知らせるプリントがあるみたいだ。
「これを教室へもっていっておいてくれない」
先生にそう言われて渡されたのは30人分のプリントだ。
袋などには入れられていなくて、そのまま運ばないといけないらしい。
「わかりました」
これくらいなら簡単だとプリントを受け取り、職員室を出た。
1年生の教室は3階にだから、2階の職員室から階段を上がっていかないといけない。
「さっそく仕事だね」
職員室を出ると咲子が待ってくれていた。
朝のホームルームで先生があたしに仕事を伝えたときに、ついてきてくれたのだ。
「美化委員は?」
「今日みんなと顔合わせだよ。その後は月に2度各クラスで服装検査とかするみたい」
服装検査と聞いてすぐにあの3人組が頭に浮かんできた。
あの3人のことだから、なにか言われたらすぐに反発してきそうだ。
でも、きっと咲子なら大丈夫。
図書委員の仕事はさっそく翌日から始まった。
愛美が言っていた通り、新刊が入ったことを知らせるプリントがあるみたいだ。
「これを教室へもっていっておいてくれない」
先生にそう言われて渡されたのは30人分のプリントだ。
袋などには入れられていなくて、そのまま運ばないといけないらしい。
「わかりました」
これくらいなら簡単だとプリントを受け取り、職員室を出た。
1年生の教室は3階にだから、2階の職員室から階段を上がっていかないといけない。
「さっそく仕事だね」
職員室を出ると咲子が待ってくれていた。
朝のホームルームで先生があたしに仕事を伝えたときに、ついてきてくれたのだ。
「美化委員は?」
「今日みんなと顔合わせだよ。その後は月に2度各クラスで服装検査とかするみたい」
服装検査と聞いてすぐにあの3人組が頭に浮かんできた。
あの3人のことだから、なにか言われたらすぐに反発してきそうだ。
でも、きっと咲子なら大丈夫。