ドライブスルー彼氏
スマホで約束時間を確認する。
今日明久くんと会うのは11時頃からだ。
とりあえずお昼を一緒に食べようということになっている。
まだ時間はたっぷりある。
あたしはクローゼットを大きく開いて、かかっている服を確認した。
なにせ人生ではじめてのデートだ。
どんな服を着ていくべきか悩む時間は必要だった。
「やっぱりスカートがいいのかな? 男の子ってスカート好きそうだし」
呟いて淡いピンク色のスカートを取り出す。
足首まであるロングスカートで、動きやすくて可愛くて重宝している。
でも食事だけならそんな動きやすさを重視する必要はないかもしれない。
もっと可愛くて、女の子っぽい服はなかったっけ?
ワンピース。
ショートパンツ。
ブラウスにカーディガン。
次から次にベッドの上に放り出しては自分の体に当ててみる。
そうしている間にあっという間に1時間が過ぎていた。
「う~ん、わかんない!」
ついに疲れてベッドに体を投げ出した。
まさかここまで服選びに困るなんて思ってもいなかった。
今日明久くんと会うのは11時頃からだ。
とりあえずお昼を一緒に食べようということになっている。
まだ時間はたっぷりある。
あたしはクローゼットを大きく開いて、かかっている服を確認した。
なにせ人生ではじめてのデートだ。
どんな服を着ていくべきか悩む時間は必要だった。
「やっぱりスカートがいいのかな? 男の子ってスカート好きそうだし」
呟いて淡いピンク色のスカートを取り出す。
足首まであるロングスカートで、動きやすくて可愛くて重宝している。
でも食事だけならそんな動きやすさを重視する必要はないかもしれない。
もっと可愛くて、女の子っぽい服はなかったっけ?
ワンピース。
ショートパンツ。
ブラウスにカーディガン。
次から次にベッドの上に放り出しては自分の体に当ててみる。
そうしている間にあっという間に1時間が過ぎていた。
「う~ん、わかんない!」
ついに疲れてベッドに体を投げ出した。
まさかここまで服選びに困るなんて思ってもいなかった。