ドライブスルー彼氏
「お腹は空いてる?」
「うん」
本当は緊張で食事所ではなかったけれど、間を持たせるためにうなづいた。
「って言っても、ファミレスとかだけどいい?」
「もちろんだよ」
相手もあたしも学生だ。
高いレストランなんて期待していないし、そんな場所行った事もないからどうすればいいかわからない。
あたしたちは肩を並べて近くのファミレスへと向かった。
こうして男の子と2人で歩いているなんて、本当に夢のようだ。
まわりから見たら学生カップルに見えるだろうか?
そんな期待をしながらファミレスに入ると、沢山のお客さんでにぎわっていた。
休日の昼間だからだ。
人の目が少し気になると感じながらも、2人で席についてメニューを見る。
そのなんでもない動作ひとつひとつがすべて新鮮だった。
「昨日は聞けなかったけど、質問してもいい?」
注文を終えてから明久くんが言った。
「なに?」
「里奈ちゃんはどうしてドライブスルー彼氏を使おうと思ったの?」
「うん」
本当は緊張で食事所ではなかったけれど、間を持たせるためにうなづいた。
「って言っても、ファミレスとかだけどいい?」
「もちろんだよ」
相手もあたしも学生だ。
高いレストランなんて期待していないし、そんな場所行った事もないからどうすればいいかわからない。
あたしたちは肩を並べて近くのファミレスへと向かった。
こうして男の子と2人で歩いているなんて、本当に夢のようだ。
まわりから見たら学生カップルに見えるだろうか?
そんな期待をしながらファミレスに入ると、沢山のお客さんでにぎわっていた。
休日の昼間だからだ。
人の目が少し気になると感じながらも、2人で席についてメニューを見る。
そのなんでもない動作ひとつひとつがすべて新鮮だった。
「昨日は聞けなかったけど、質問してもいい?」
注文を終えてから明久くんが言った。
「なに?」
「里奈ちゃんはどうしてドライブスルー彼氏を使おうと思ったの?」