ドライブスルー彼氏
そして少し待って出てきたのは長身でカッコイイ男の子だった。
年齢は18歳と書かれていたはずだ。
彼は出てきてすぐににこやかな笑顔を浮かべた。
その笑顔はパネル通りのものだ。
「はじめまして。俺、峰岸隆です」
彼はそう言うと、右手を差し出してきた。
ぼーっと彼の顔に見とれていたあたしは、あわてて手の平野汗を服でぬぐい、彼と握手をした。
「君は?」
「あ、あたしは松原里奈です」
自己紹介をする声がかすかに震えてしまう。
これだけカッコイイ人と面と向かって会話したことなんて1度もない。
緊張ですぐに汗が浮かんできてしまう。
「里奈ちゃんって呼んでもいい?」
「は、はい!」
「俺のことは呼び捨てでいいから」
そう言われても、緊張してとても呼び捨てになんてできそうになかった。
手始めに、隆さんと呼ぶことになった。
相手のほうが1つ年上だし、そっちのほうが緊張しないから。
年齢は18歳と書かれていたはずだ。
彼は出てきてすぐににこやかな笑顔を浮かべた。
その笑顔はパネル通りのものだ。
「はじめまして。俺、峰岸隆です」
彼はそう言うと、右手を差し出してきた。
ぼーっと彼の顔に見とれていたあたしは、あわてて手の平野汗を服でぬぐい、彼と握手をした。
「君は?」
「あ、あたしは松原里奈です」
自己紹介をする声がかすかに震えてしまう。
これだけカッコイイ人と面と向かって会話したことなんて1度もない。
緊張ですぐに汗が浮かんできてしまう。
「里奈ちゃんって呼んでもいい?」
「は、はい!」
「俺のことは呼び捨てでいいから」
そう言われても、緊張してとても呼び捨てになんてできそうになかった。
手始めに、隆さんと呼ぶことになった。
相手のほうが1つ年上だし、そっちのほうが緊張しないから。