SNSストーカー
☆☆☆
それから登校時間が迫ってくるまで、俺はなっちゃんのインツタを見ていた。
1枚の写真を隅々まで確認する。
幸い、その中に男の姿はなくてホッとした。
俺のなっちゃんに他の男の姿があるなんてありえないことだ。
なっちゃんは純粋でなければならない。
なっちゃんは、穢れていてはならない。
なぜなら、なっちゃんは俺のなっちゃんだからだ。
「なっちゃん、なっちゃん」
俺は口の中でぶつぶつと呟きながらなっちゃんの写真を確認していく。
と、そのときだった。
なっちゃんが自宅の部屋と思われる場所から自撮りしている写真を見つけたのだ。
俺はその写真を最大に拡大して見つめた。
教室の中とは違うから、背景は加工されていない。
しかし、その奥にドレッサーを発見したのだ。
俺はそこを凝視した。
よく見てみれば鏡の中に窓の外の景色が写っているのがわかる。
隣の家の屋根。
電信柱。
木。
俺はゴクリと唾を飲み込み、パソコンを起動させたのだった。
それから登校時間が迫ってくるまで、俺はなっちゃんのインツタを見ていた。
1枚の写真を隅々まで確認する。
幸い、その中に男の姿はなくてホッとした。
俺のなっちゃんに他の男の姿があるなんてありえないことだ。
なっちゃんは純粋でなければならない。
なっちゃんは、穢れていてはならない。
なぜなら、なっちゃんは俺のなっちゃんだからだ。
「なっちゃん、なっちゃん」
俺は口の中でぶつぶつと呟きながらなっちゃんの写真を確認していく。
と、そのときだった。
なっちゃんが自宅の部屋と思われる場所から自撮りしている写真を見つけたのだ。
俺はその写真を最大に拡大して見つめた。
教室の中とは違うから、背景は加工されていない。
しかし、その奥にドレッサーを発見したのだ。
俺はそこを凝視した。
よく見てみれば鏡の中に窓の外の景色が写っているのがわかる。
隣の家の屋根。
電信柱。
木。
俺はゴクリと唾を飲み込み、パソコンを起動させたのだった。