SNSストーカー
「そうだったんだ。それで、どうするの?」


『とりあえず3日間お母さんとお父さんが向こうの家に泊まることになったから』


「お店は?」


『長野からだから、新幹線で通えるわ』


「そっか。あたしはどうすればいいの?」


『夏美は学校があるから、今回は行かなくていい。でも、いつでもおばあちゃんの家にいけるように準備をしておいてほしいの』


「わかった」


あたしはうなづき、電話を切った。
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