SNSストーカー
☆☆☆
裕也と一緒にいる間、あたしはスマホの電源を落としていた。
普段は会話をしながらでもスマホをいじってしまうけれど、裕也と一緒なら自然とスマホから遠ざかることができた。
それくらい、2人でいる時間が楽しかったんだと思う。
気がつくと窓から差し込む太陽の光が眩しくて、リビングのソファでそのまま眠ってしまったのだと気がついた。
裕也は床で、ブランケットをかけて寝ている。
裕也を起こさないようそっと起き上がり、洗面所で自分の顔を確認した。
手串で軽く髪を整えていると、気配を感じた裕也が起きて近づいてきた。
「おはよう」
まだ眠そうな顔で声をかけてくる裕也の髪の毛は見事に跳ねている。
思わず笑いながら裕也を鏡の前に立たせて、自分のブラシで裕也の髪の毛を整える。
「すごい跳ねてる」
「寝癖ばっかりつくんだよ、俺の髪」
裕也はうっとうしそうに前髪をつまんで呟く。
裕也の髪の毛は女の子みたいに細くてサラサラしている。
カールさせようとしてもつむかしいが、寝癖だけはしっかりつくという髪質をしているようだ。
裕也と一緒にいる間、あたしはスマホの電源を落としていた。
普段は会話をしながらでもスマホをいじってしまうけれど、裕也と一緒なら自然とスマホから遠ざかることができた。
それくらい、2人でいる時間が楽しかったんだと思う。
気がつくと窓から差し込む太陽の光が眩しくて、リビングのソファでそのまま眠ってしまったのだと気がついた。
裕也は床で、ブランケットをかけて寝ている。
裕也を起こさないようそっと起き上がり、洗面所で自分の顔を確認した。
手串で軽く髪を整えていると、気配を感じた裕也が起きて近づいてきた。
「おはよう」
まだ眠そうな顔で声をかけてくる裕也の髪の毛は見事に跳ねている。
思わず笑いながら裕也を鏡の前に立たせて、自分のブラシで裕也の髪の毛を整える。
「すごい跳ねてる」
「寝癖ばっかりつくんだよ、俺の髪」
裕也はうっとうしそうに前髪をつまんで呟く。
裕也の髪の毛は女の子みたいに細くてサラサラしている。
カールさせようとしてもつむかしいが、寝癖だけはしっかりつくという髪質をしているようだ。