SNSストーカー
☆☆☆
それから1時間経過したが、心と彩は来なかった。
少し寄り道をしているにしても遅い。
学校からあたしの家までは徒歩で20分もかからない距離だ。
心配になってきたあたしは2人にメッセージを送った。
《夏美:2人とも、今どこにいるの?》
しかし、少し待ってみても既読がつかない。
「どうしたんだろう」
「もしかして迷ってるんじゃないか?」
「それなら、連絡くらい来るよね?」
いまどき誰でもスマホを持っているから、連絡が取れないことのほうが稀だ。
不安がよぎったそのときだった。
不意に既読がついた。
かと思うと心からのメッセージが届いたのだが……。
それは心と彩が拘束されている写真だったのだ。
《心:2人がどうなってもいいのか?》
その文面に頭の中が真っ白になる。
なにこれ。
心たちの悪い冗談だよね?
こんなこと、起こるはずがない。
それから1時間経過したが、心と彩は来なかった。
少し寄り道をしているにしても遅い。
学校からあたしの家までは徒歩で20分もかからない距離だ。
心配になってきたあたしは2人にメッセージを送った。
《夏美:2人とも、今どこにいるの?》
しかし、少し待ってみても既読がつかない。
「どうしたんだろう」
「もしかして迷ってるんじゃないか?」
「それなら、連絡くらい来るよね?」
いまどき誰でもスマホを持っているから、連絡が取れないことのほうが稀だ。
不安がよぎったそのときだった。
不意に既読がついた。
かと思うと心からのメッセージが届いたのだが……。
それは心と彩が拘束されている写真だったのだ。
《心:2人がどうなってもいいのか?》
その文面に頭の中が真っ白になる。
なにこれ。
心たちの悪い冗談だよね?
こんなこと、起こるはずがない。