最強だから孤独〜裏話〜
裏話①
〜信じているわ①〜
音羽 side
鈴「Loop」
シュンッ
私達は鈴が消えた部屋を見回してため息をついた
音羽「鈴、ごめんね...」
馨「大丈夫、鈴には学園でいい仲間が出来そ
うだ。過去の事を少し話して楽になって
欲しいな…」
私達が考えているのは鈴の過去
まだ幼い鈴にはいくらなんでも重荷だった
音羽「気付いてやれなくてごめんね…ふぇっ
うぅ…」
馨「音羽…鈴なら大丈夫だあの子は心も体も
強いんだからその前に俺たちの娘だそ」
音羽「そうよね…それに"あの子"も居るから
大丈夫よね?」
私は不安だった
また鈴が壊れてしまうのかと
また鈴が笑わなくなってしまうのかと
また…心を閉ざしてしまうのかと