綾取る僕ら
買い出し
ゴンさん家に、龍平さんと仁さんと綾香と俺で集まった。
ただただ平和なプライベート飲み会。
適当にゲームしたり漫画読んだりしながら酒をつまむ。
さっきから俺は、綾香の隣を陣取って、ベッドを背もたれにして同じ漫画を読んでいる。
「グロ・・・」
綾香が笑いながら読む。
俺と綾香の間は20cmくらい。
ただ隣で同じことをしてるだけで俺は嬉しい。
ゴンさんと龍平さんと仁さんはゲームしながらゲラゲラ笑ってる。
「ねえねえ、それ今何巻?」
綾香が本を閉じて聞いてきた。
「13巻」
そう答えると、「12巻知らない?」と言って綾香が立ち上がる。
綾香が立ち上がったことに気付いて龍平さんが振り向いてきた。
「ごめん、酒何でもいいから取ってきてー!」
「ええー」と笑いながら綾香が廊下の方に向かう。
「多分もうほとんどないですよ」
綾香はフラフラと冷蔵庫を開けて答える。
「ってか全然ない」
そう部屋の中の俺たちに向かって笑ってきた。
仁さんが立ち上がる。
「なんか俺買ってくるわ」
行動早い、この人。
俺はただ漫画から顔を上げただけだった。
「綾香も行こ」
サラッと仁さんが綾香を誘う。
ただただ平和なプライベート飲み会。
適当にゲームしたり漫画読んだりしながら酒をつまむ。
さっきから俺は、綾香の隣を陣取って、ベッドを背もたれにして同じ漫画を読んでいる。
「グロ・・・」
綾香が笑いながら読む。
俺と綾香の間は20cmくらい。
ただ隣で同じことをしてるだけで俺は嬉しい。
ゴンさんと龍平さんと仁さんはゲームしながらゲラゲラ笑ってる。
「ねえねえ、それ今何巻?」
綾香が本を閉じて聞いてきた。
「13巻」
そう答えると、「12巻知らない?」と言って綾香が立ち上がる。
綾香が立ち上がったことに気付いて龍平さんが振り向いてきた。
「ごめん、酒何でもいいから取ってきてー!」
「ええー」と笑いながら綾香が廊下の方に向かう。
「多分もうほとんどないですよ」
綾香はフラフラと冷蔵庫を開けて答える。
「ってか全然ない」
そう部屋の中の俺たちに向かって笑ってきた。
仁さんが立ち上がる。
「なんか俺買ってくるわ」
行動早い、この人。
俺はただ漫画から顔を上げただけだった。
「綾香も行こ」
サラッと仁さんが綾香を誘う。