◇君恋◇



「何突っ立ってんだ?」

「お前も着替えたら?別にその格好で十分・・・・ぃけど」

「うん?最後何て言った?」

「別に…着替えるなら着替えろ」

「わかりやすた!」



あっ、噛んでしまった…


とりあえず着替えなきゃっ…でも…



「ねぇ…」

「何だ?」

「着替えたいから部屋から出て?」

「今さら…お前の裸なんて…」

「関係ない!」

「はいはい…」



龍也は私の気迫に負けたのかしぶしぶ頷き部屋を出ていった。



「もう…本当に変態なんだから…」



私は一言呟き服を選びにかかる。



「う~ん何にしよ?」



私はとりあえずある服を一つ一つ見ていった。



「これでいいか!」



私は白いフリルのついたワンピースにした。

実はお気に入りだったり(笑)



それから私は軽くお化粧をして。

朝と同じように階段を降りていった。





< 90 / 131 >

この作品をシェア

pagetop