🩸狂い切ったヴァンパイア🩸
「ちょ、お、お母さ——」
ガチャン
声も届かずお母さんは戻ってしまい、口を少しあけて、ポーッとしている。
「ひーちゃんは、僕のことそんなに嫌いなの?」
「へっ!?ち、ちがうよ!す、好きだよ!!」
「大好き?」
「う、うん!」
そんな悲しそうな顔をされたら、逆らえないよっ……。
「ふふっ、やったー!じゃあ、婚約もいいよね?ひーちゃんのお母さんは許可してるよ?」
「わ、私の了承はっ……!?」
「ひゆに拒否権ないから❤︎」
その瞬間、まさかに白馬の王子様というイメージが強い玲くんが、ブラック王子に見えてしまった。
ガチャン
声も届かずお母さんは戻ってしまい、口を少しあけて、ポーッとしている。
「ひーちゃんは、僕のことそんなに嫌いなの?」
「へっ!?ち、ちがうよ!す、好きだよ!!」
「大好き?」
「う、うん!」
そんな悲しそうな顔をされたら、逆らえないよっ……。
「ふふっ、やったー!じゃあ、婚約もいいよね?ひーちゃんのお母さんは許可してるよ?」
「わ、私の了承はっ……!?」
「ひゆに拒否権ないから❤︎」
その瞬間、まさかに白馬の王子様というイメージが強い玲くんが、ブラック王子に見えてしまった。