魔王に見初められて…
「結愛~彼氏、紹介してよぉ。
てゆうか、合コンセッティングして!」
「は?何言ってんのよ、樹理。
よく結愛にそんなこと言えるわね?
最低……」
「はぁ?華乃に言ってないし!
てか、結愛みたいな子があんなイケメンと付き合えるなら、私なんてもっといい男と付き合えると思わない?
今でも、よくナンパとかされるくらいなんだから!」
「だったら、合コンしなくていいんじゃないの?
なんでしたいの?合コン」
「だってぇ、私レベルなら結愛の彼氏くらいのレベルじゃないと、つり合わないじゃん!」
結愛と華乃は呆れていた。
高校の時もこんな風によく言って、学園のイケメンとよく付き合っていた。
でも正直、付き合っているところを見たことは誰もなかった。
「結愛、番号交換しよ?」
「え……」
「いいじゃん!
何、嫌なの…!?」
「いや…その……」
「ほら、番号!」
「ちょっ…やめなよ!」
強引に詰め寄る樹理に、華乃が止めに入る。
「いいよ、華乃。
番号だけなら……」
「結愛!」
「ふん!」
これ以上の揉め事は結愛にとって、苦痛でしかない。
しかたなく、番号交換したのだった。
その後、華乃にかなり怒られた結愛だった。
「ただいま、結愛~」
「おかえり、克樹」
今日は比較的早く帰ってこれた、克樹。
すぐに結愛を抱き締める。
「んー安心する~」
「私も…克樹がいてくれてよかった…」
「ん?どうしたの?」
「克樹…もう少し、ギュッてしてくれる?」
「いいよ?でも…結愛、折れそう…」
「…………………折れてもいいよ……」
てゆうか、合コンセッティングして!」
「は?何言ってんのよ、樹理。
よく結愛にそんなこと言えるわね?
最低……」
「はぁ?華乃に言ってないし!
てか、結愛みたいな子があんなイケメンと付き合えるなら、私なんてもっといい男と付き合えると思わない?
今でも、よくナンパとかされるくらいなんだから!」
「だったら、合コンしなくていいんじゃないの?
なんでしたいの?合コン」
「だってぇ、私レベルなら結愛の彼氏くらいのレベルじゃないと、つり合わないじゃん!」
結愛と華乃は呆れていた。
高校の時もこんな風によく言って、学園のイケメンとよく付き合っていた。
でも正直、付き合っているところを見たことは誰もなかった。
「結愛、番号交換しよ?」
「え……」
「いいじゃん!
何、嫌なの…!?」
「いや…その……」
「ほら、番号!」
「ちょっ…やめなよ!」
強引に詰め寄る樹理に、華乃が止めに入る。
「いいよ、華乃。
番号だけなら……」
「結愛!」
「ふん!」
これ以上の揉め事は結愛にとって、苦痛でしかない。
しかたなく、番号交換したのだった。
その後、華乃にかなり怒られた結愛だった。
「ただいま、結愛~」
「おかえり、克樹」
今日は比較的早く帰ってこれた、克樹。
すぐに結愛を抱き締める。
「んー安心する~」
「私も…克樹がいてくれてよかった…」
「ん?どうしたの?」
「克樹…もう少し、ギュッてしてくれる?」
「いいよ?でも…結愛、折れそう…」
「…………………折れてもいいよ……」