シンデレラゲーム～恐怖の始まり～

「ずっとここにはいられないのかー」

「そうみたいだね」

「やっぱりー、シンデレラゲームとかいうやつやんないとダメっぽいねー」

瑞希…なんでそんなに軽々しく言えるの？

「瑞希ちゃん!!そんな軽く言わないで！」

「美子！落ち着いて…」
美子をイスに座らせ
背中をさする。

「そもそもーシンデレラゲームで人が死ぬなんてさぁ言ってないじゃん」

あれ…確かにそうだ

「ぼ、僕もそう思う…」

忠も言う

「でも…ルール説明のところに死ぬって…」


「ごめん。美子。私だってさ怖いから、明るく振る舞ってないと、精神持たなくて

さ。」

寛二が瑞希に寄り添う