美しい夢を君と

「あ、ただいま。何でもないよ、手洗ってくるね」



そう言いながら洗面所へ



てか、今思ったけど鳳竜の倉庫と龍音の倉庫近くない?



そんな距離があるようには思わなかった



よく今まで遭遇しなかったなぁ



そうだ、青空くんと海には鳳竜の姫になったこと言った方がいいよね



よし、言おう



リビングに行くと青空くんはキッチンに居て海は床に寝っ転がっていた



「マイシスターお帰り!!」


「うん、ただいま」



珍しく言い返したからなのか海がびっくりしている



「あの、二人に話があるんだけど」



なんて言うと海が「彼氏か!?どこの誰だ!?」って言っている



それを無視して、





「私鳳竜の姫になった」





「ん?」「は?」






「だから鳳竜の姫になった」



「なんで」



珍しく海が真剣な表情になった









姫になった経緯を二人に話し自室へ行きベッドに飛び込む



「はぁ、どうしよう」



なんてこれからのことを考える



青空くんと海は「美夢が決めたことならいいんじゃない?」って言ってくれたけど、玲夜たちはなんて言うんだろ




そんなことを考えていると瞼が重くなってきた、、、


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