美しい夢を君と


「美夢、乗って」



玲夜に言われヘルメットを受け取り慌てて後ろに乗る



んんん?海の後ろじゃないの?



いつも海がいるときはほかの奴の後ろには乗せん!!!とか言うのに。



何でだろう。まぁいいか



玲夜の腰に手を回しぎゅっとする



やっぱここが一番落ち着く



夢のことは気にしないようにしたいけどやっぱり無理



もう玲夜たちも知ってるんだよね



嫌われちゃうのかな、もう玲夜の後ろ乗れないのかな



そんなことを考えてるとまた涙が出てきた



涙を拭きたいけどヘルメットしてるから拭けない



学校着くまでにはどうにかしなきゃ



そう思いとりあえず上を向く


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