美しい夢を君と
ーー
教室に着くと優雅に「大事な話がある」と言われ空き教室に連れて行かれた
私たちの席のほうを見たけどどうやら玲夜だけはまだ来ていないらしい
空き教室にはすでに他の鳳竜のメンバーがいた
「美夢おはよ」
「愛那おはよ」
みんなと挨拶をして私がいつも座る場所へ座る
「それで?話ってなに?」
「美夢が狙われている」
「誰に?」
どうせ夜闇と血黒でしょ
「黒鴉だ」
、、、え?何でその名前が出てくんの?
「黒鴉?」
思わず聞き返してしまった
「あぁ、昨日下のやつが街で襲われたらしくてな、相手が総長からの伝言だと紙を渡してきたらしい」
「え、下っ端の子は大丈夫なの?」
「大丈夫だ」
大丈夫ならよかった