美しい夢を君と
一度なんでこの座り方なのか聞いたら
「落ち着くから」と言っていた
それをきいた結華が嬉しく泣いてたのをきっと美夢は知らない
「美夢、もう大丈夫なのか」
優雅がそう聞いてくる
「うん、みんな心配かけてごめんね。
咲、手払ってごめん。愛那、物投げてごめん」
美夢の言葉に「大丈夫!」と返す二人
「美夢どこから聞いてた?」
「伝説の青龍音ってとこから」
「あーそこか」なんて海くんが言っている
「ねぇねぇ美夢、青空さんってどんな人なの?」
咲がなぜか遠慮しながら聞いている
「青空くん?青空くんはね、世界一かっこいい人」
美夢がそう笑顔で言うと優雅の顔が赤くなった
こいつやっぱり美夢のこと好きなのか、そうだよな、さっき抱きしめてたもんな
まぁ俺も諦めないけど
なんて思ってみる
「よし!この話は終わり!みんな1限目さぼっちゃったな!!!2限目からはちゃんと出るぞ~!」
なんて言いながら寝っ転がる海くんと
「お~!」と言いながら横に並ぶ陸
なにしてんだか
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