美しい夢を君と


「とりあえず美夢を守らなきゃね」



結華の言葉に頷くみんな



「大丈夫でしょ」なんて言うと



「大丈夫じゃないから!鳳竜と一緒にいるときに襲われたらどうするの!本気で戦えないんだよ!!!!」と香純に怒られた



「ご、ごめん」



あまりの迫力に謝ってしまった



でも



「いざとなったら鳳竜を守る。それが私の役目だから」



「まぁ美夢のほうが強いもんな」



陸にそう言われ「まぁね」なんて言ってみる



「とにかく美夢は気を付けること、一人で出歩かないこと、いい?」



「はーい」



「ほんとに大丈夫かしら」なんて結華に言われてる



んー、眠い



この数日テストのことと黒鴉のことでよく寝れなかった



夢も見るし。



よし。寝よう



玲夜のほうに寄って「ちょっと肩借りる」そういって目を閉じるとすぐに夢の世界へ飛び立った




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