美しい夢を君と


「玲夜っち美夢に告白しないのかなー?」



「今のこの状況ではしないでしょ、俺も少し寝る」



そう言って美夢と玲夜が座っていたところに移動して横になる稜



「俺っちも寝るー。かすみん結華の隣いってー。」



「はーい」なんて言いながら香純が私の隣に来た。



が、「私も寝る!」そう言って私の膝に寝っ転がってくる香純



みんな寝るのね








「え、なんでみんな寝てんの?」



総長室から戻ってきた玲夜



「さぁ?テスト疲れかしらね。玲夜は?」



「んー、久しぶりに下のやつと遊んでくるかな」



そう言いながらみんなにタオルケットをかけてあげる玲夜



優しいわね、なんて思っていたら「どうせ結華もねるんだろ?」と私にもくれた



「ありがとう。少し休むわ」



「おう」




玲夜の姿を見送って目をつぶった




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