美しい夢を君と

いや、みんなじゃない



窓側にいた6人は俺たちに目もくれずに教室から出ていった。



「ねぇみたみた?!今の6人すっごく美男美女だったね!」



テンションの上がった咲がそういうと



「あの6人俺たちと同じ匂いがする。」




と、律斗が言った。





俺たちと同じ匂い




つまり暴走族






鳳竜⁻ほうりゅう-全国No.1



7代目総長



それが俺だ。



「優雅、どうする、調べてみるか?」



律斗は副総長で優秀なハッカーだ。まかせれば一発で出てくるだろう



「あぁ頼んだ」


「ゆーが、屋上行ってみようよ!私たちのたまり場にしよ!」



早く行こうと言わんばかりに俺の腕を引っ張ってくる咲



咲、愛那、竜弥は幹部として頑張ってくれている




「分かったから引っ張るなバカ」


「バカって言った方がバカ!」



そんな言い合いをしていると屋上についた





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