美しい夢を君と

「いったいよ!!!!痛すぎだよ!!!もう青空呼ぶからな!!」



そう言ってやっと部屋を出ていった



はぁなんか疲れた



今日は寝た気しないしほんとなんかもうやだ



なんか泣きそう



あー、泣くな泣くな







「美夢?入るよ」



青空くんに顔を見られたくなくて横を向く



「どうした?また嫌な夢みた?」



優しい声で言われて「うん」と言う



「そっか、学校どうする?休む?遅刻してく?」


「休みたい、けどみんなに心配されるから遅刻していく」



休もうと思ったけど休んだら絶対鳳竜がうるさい



だから遅刻していくことにした



「わかった。じゃあもう1回寝る?俺今日仕事休みだからずっと家にいるけど、寝るんだったら後で起こすよ?」
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