美しい夢を君と


朝ごはんを食べて青空くんと並んでソファに座る



「あ、そういえばこの間萌菜ちゃんに会ったよ」


「え?萌菜?何で?」


「それがさ、萌菜ちゃんのお父さん私たちの担任だったんだよね。しかも龍音の初代だよ、びっくりしちゃうよね」


「え?あのしんちゃんって萌菜のお父さんの信二さんだったの?」



担任が龍音の初代ってことは前に話したからそこまでビックリしてない青空くん



「そうなんだよね、てか青空くんしんちゃんのこと知ってんの?」


「そりゃ、萌菜は俺たちの代の姫だからね。両親と弟とも会ったことあるよ」


「あーそういえばしんちゃん息子もいるって言ってたな」


「今何歳なんだろ」そうつぶやくと


「たしか弟は18歳じゃなかったかな」と青空くんが言った




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