美しい夢を君と


「炎舞に任せればいい。もう海が動いてる」


「なんで?炎舞は関係ないでしょ」


「海がな、今でも美夢が誘拐されたのは自分のせいだと思っているんだ。あれは俺のせいなのに。」



そう言って申し訳なさそうにこっちを見る青空くん



「違う、あれは海のせいでも青空くんのせいでもない。あの時無理やり海を連れ出した私が悪い」


「俺が、ちゃんと理由を説明してれば二人とも外に出なかっただろう?」
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