美しい夢を君と


前に翠苑の総長に何で上を目指さないのか聞いたら「お前らに勝っても別にいいことない、それに勝てる気がしないから」と言われた



あと「下っ端たちが龍音と炎舞が好きすぎて戦う気すらない」って言ってたな




「分かった。炎舞と翠苑を連れて行く」


「あともう一つ」


「なに?」


「絶対無理をしないこと、しんどくなったらすぐに引け」


「でも私が引いたら誰があいつを!」


「大丈夫だ、海もいる、玲夜も結華も。翠苑だって。みんないる。みんな美夢と同じであいつを殴りたいんだ。俺だって、、、」



そう言ってこぶしを握っている青空くん



そうだ青空くんだって私たちと同じ気持ちなんだ



「、、、分かった」


「分かればいい。よし、そろそろ学校行こう、送っていくよ」


「うん、制服着てくる」




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