美しい夢を君と
「そうなんだ、よかったね」
『うん!それでね!なんと!私たちは龍音と一緒に3つある倉庫のうち1つに乗り込むんだって!!!あの龍音と会えるなんて!!!』
実は毎日会ってるんだよ。そう思いながら
「この間お礼しに行ったんでしょ?もう会ってるじゃん」
なんて言うと
『この間は会っただけ!!!今回は一緒に戦えるんだよ!!!龍音の戦ってる姿を見れるなんて奇跡だよ!!!』
『咲、そろそろ終わりにしな』
また愛那の声が聞こえる
『分かった!じゃあ美夢また明日ね!!!』
そう言って電話を切った咲
ほんと咲ってなんかすごいわ
「龍音の戦ってる姿を見れるのは奇跡だって。よかったじゃん」
「蓮、にやにやしながら言わないで」
「きっと鳳竜のやつらはユキの戦ってる姿が見たいんじゃねーの」
「でも私たちみんな同じ格好してるんだから誰がユキかなんて分からないでしょ」
「それもそっか、お前ら戦い方も似てるもんな。でも特攻服でバレるだろ」なんて言われる