美しい夢を君と

まぁ、確かに。




じゃなくて今は今後の事を決めないと。



「それでいつぐらいに乗り込む?」


「多分あいつらはあの日に何かを起こすと思うんだ」



あの日、8月1日



私が誘拐された日か



「あいつらになにかされる前に潰してやる」



そう言うと



「だと思った。だから7月31日。その日に黒鴉、夜闇、血黒を潰す」



蓮の言葉に頷くみんな



今日は7月5日



もう一ヶ月もない



「龍音鍛え直さないとだな」


「龍音だけじゃない、炎舞、翠苑、鳳竜もだ。特に鳳竜。あいつらナイフよけれるのか?」



蓮に言われて確かにと思った



「じゃあ鳳竜を一番に鍛えなきゃじゃん。どうしよ誰が行く?」



龍音のメンバーはもちろんいけない



もし正体がばれでもしたら大変だ



「俺たちに任せとけ」




蓮たちが行ってくれるのはありがたい



だけど、




「蓮たちがいなかったら翠苑は誰が鍛えるの?」


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