美しい夢を君と

「そうか、残念ながらスパイはその5人の中の誰かだ」


「!!!なんでそんなこと言うんですか、炎舞かもしれないじゃないですか」


「炎舞はもう1年も新人が入っていないわ、人が多すぎるからね」



そう、炎舞は人数が多すぎるため今は人を増員していない



「でもだからって鳳竜の下のやつらだとは限らない、、、」



優雅のその言葉に玲夏ちゃんが、



「鳳竜の下の子たちに私が言ったこと覚えてるかしら」と言った



なにそれ?



「玲夏ちゃん何言ったの?」


「鳳竜の幹部には同盟を組むって言った。だけど下の子たちには”一時的に”手を組ませていただきますって言ったのよ。もちろん炎舞のみんなには同盟って言ってある」



”一時的に”か



「さっきの人も一時的にって言ってたよね。てことはほんとに鳳竜にスパイが、、、」



咲がそう言うと「あいつらを調べる」と律斗が言った





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