美しい夢を君と

「てか何で鳳竜なの?翠苑にはいればよかったのに」


翠苑に入れば助けてくれた人に会えたかもしれないのに何で?



「翠苑に入ろうとしたんだが断られたんだ」



え?断られた?そんなことある?



「なんで?」


「翠苑は姫以外で女をメンバーにしないからと言われた」



あー、そうだった。翠苑は男しかとらないんだった



「それで炎舞と龍音を紹介されたんだが当時の俺たちは暴走族とかよく分からなくてだな。
とりあえず5人で適当に鍛えて街で喧嘩してたら鳳竜の先代にうちに来いって言われたんだ。話を聞いたら全国No,1って言うしすぐ入った。」


「龍音、炎舞、翠苑が世界ランクの人たちって知ったのはそのあとだ」そう言って話す優雅はなんだか楽しそう



なるほどねぇ



「ま、翠苑の助けてくれた人ともう一回会えるといいね。で、翠苑はいつから来るの?」


「今日だ」




そっか、今日か





「は?今日?」
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